JGC Three Starの今後は?

JGC,SFC

2024年より始まるJGC(JAL GLOBAL CLUB)の新制度。今回はJGC Three Starの今後について勝手に予想してみました。

JGCの4つのグレードについて(予定)

JGCグレードJALラウンジワンワールドステータス必要Life Status ポイント
Three Starサクララウンジサファイア1,500
Four Star3,000
Five Star6,000
Six Star
(JGC最高ランク)
ファーストクラスラウンジ、ダイヤモンドプレミアラウンジ12,000
詳細は2024年春頃公表予定

JGC Three Star になるには

2024年以降において、JGC入会資格を得る、すなわちJGC Three Starになるためには様々な要件はあるのですがJAL便国内線搭乗のみ考えれば有償運賃で300回搭乗する必要があります。これは過去の有償運賃にて搭乗もカウントをされるので、その分も含めて300回搭乗をすると得られます(ただし、JAL,JGCが指定するクレジットカードに入会をする必要あり)。

現在JGC会員は2024年度からはJGC Three Star以上のステータス

現状JGC会員の2024年度以降のステータスについてですが、今までの搭乗回数、JALカードの使用金額等によって変わるのですが、最低でもJGC Three Starステータスが付与されるため、JGC会員以後、搭乗回数の少ない人も大きな変更は無いような形です。

JGC Three Star ステータスだけは2種類?

新制度でのJGC Three Star会員と旧制度でのJGC Three Star会員

新制度のJGC Three Star については上記の通り、国内線ベースで搭乗300回が必要に対して、旧制度は1年間に50回搭乗をすればよかった点で明確に分かれると思います。また今回の新制度の導入で明確に分けることができた形になります。

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旧制度(50回搭乗)でも決して容易なものではありませんでしたが、新制度は旧制度の難易度をはるかに超えてくるものになりました。そのため、旧制度でのJGC Three Star会員についてのみ今後特典の内容が変更されてしまう可能性も覚悟しなければならないかもしれません。

JGC Four Star以上のステータスについては安泰?

JGC Four Star以上の会員についてですが、必要Life Status ポイントがJGC Three Star会員で最低1,500ポイント必要になるため国内線ベースで300回搭乗をしなければならないことになります。これは上述した通り難易度がそもそも高いためにJGC Four Star以上の会員については新旧制度の差はあまり関係ないと思うのでこれらのステータスまで達すると安泰なのかもしれません。

旧制度からのJGC Three Star ステータスの今後は?

今のところはJGCステータスの特典として主要なサクララウンジの利用およびワンワールドサファイアステータスが含まれていますが、この点について勝手に考えてみました。

サクララウンジ入室制限(年間10回など)およびワンワールドルビーに格下げ

1つ目は、起こってほしくないことですがラウンジ利用が制限される内容に変わる可能性です。この記事で紹介していませんがJGCステータスの下にJMB elite,JMB elite plusというステータスが新設される予定です。これらのステータスはサクララウンジの入室制限がそれぞれ1年間に2回、6回という形になるようです。そこで、旧制度JGC Three Star ステータスについては年間10回までにする。そしてワンワールドステータスについても無くなることはないと思いますがワンワールドルビーステータスの付与という形にする可能性です。ワンワールドルビーステータスではラウンジの利用ができないためにこのようになると個人的にはかなり厳しいかなあと思っています。予想が外れることを祈っています。

ワンワールドルビーに格下げのみ

2つ目はJALの会員ステータスということでサクララウンジについては制限を設けないけど、ワンワールドルビーに格下げをする可能性です。海外旅行を多くしたいと考えるとワンワールド系航空会社ラウンジが使えないのはそれなりにダメージが大きいのでこれも起きて欲しくないのですが心配してしまいます。

現状の内容をそのまま維持

最後にこれを期待するのですが、内容を変えずにそのまま維持というものです。JGC会員は所定のクレジットカードを持つ必要があるために、最低でも年会費を11,000円程度以上を払わないといけないためこれらの収入をJAL側が得ることができるメリットはそれなりに大きいものと思います。また、改定された特典内容ががっかりするものになった時に、受けるダメージは相当大きいと思います。そう考えると2023年までにJGC会員を取得した人はよかったね~~という形にしてくれるといいなあと思います

さいごに

インターネットやバラエティ番組等で注目されてきた航空会社のステータス。そのために、ステータス会員が多くなってきたのも事実だと思います。航空会社もこのステータス会員との向き合い方等大変なところも大いにあると思います。今後の航空会社のステータスの特典内容やの変更や条件設定などについては注視していきたいと思います。

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