JGCとSFC修行は今のうちにやっておこう!!

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新型コロナウイルス感染症が出てきて以降、旅行をすることに敷居の高さを感じ、飛行機に乗ることもどことなくハードルを感じざる得ない状況になりました。こういう中でも航空会社が提供しているJGC,SFCのステータスを獲得すべく JGC 修行や SFC 修行をしている方はいらっしゃると思います。そこで JGC や SFC の今後というのを考えてみました。

新型コロナウイルスはいろいろなものを変えている

飛行機搭乗の自粛

皆さんもご存知のように飛行機に乗ることがよほどの事じゃない限りは自粛してくださいということが国や都道府県から発表されました。そのため、一時は飛行機の利用客が8~9割減というとんでもないことになりました。

SFCメンバーになるためのステータスポイント2倍キャンペーンを展開(2021年6月まで→9月まで延長予定!!)

SFC や JGC メンバーになるためには SFC の場合はプレミアムポイント (PP) 、JGC の場合はフライオンポイント (fop) を獲得する必要があるわけですがそれぞれ5万ポイントが必要になります(JGCの場合は50回搭乗と所定のFOPポイントを獲得でも可)。この5万ポイントを獲得するのにすごく苦労してお金を払って何度も飛行機に乗って行く人が多いわけですがこのポイントを2倍にするキャンペーンをANAが実施中です(JALも以前ほぼ同様のことを行っていましたが2021年5月時点では行っていません)。実質通常の半分のポイントで SFCメンバーになることができるということです。費用で言うならば通常4~50万程度かかるところが、20万程度に、そしてうまくいけば15万円を切るくらいの破格でSFCメンバーになることができるというすごいことになっています。

運休、ソーシャルディスタンス対応の機内、優先搭乗の一時中止(搭乗順の変更)

ほとんどの航空会社で大幅運休を余儀なくされました。またANAでは優先搭乗を一時中止をし、後方座席より搭乗と言う形の搭乗順に変更しています。また、以前JALでは3名座席の中央席を空けることでソーシャルディスタンス対応の機内サービスを提供しました(2021年5月時点では行っていません)。

JGC,SFC制度は99.9%なくならない

上記のような航空会社にとって苦しい経営を強いられている中で、時々聞こえてくることでJGC,SFC制度はなくなるのではというものがあります。これは、コロナ前からも言われていることではありますが私は99.9%この制度はなくならないと考えます。理由をいくつか紹介します。

日本では主要都市間移動について鉄道(新幹線)が強い

航空会社にとってのライバルである鉄道会社、特に新幹線を有するJRは特に強力なライバル企業と言えます。三大都市(東京、大阪、名古屋)は東海道新幹線が走っており、五大都市に拡大しても札幌を除く東京、大阪、名古屋、福岡は1本の(東海道、山陽)新幹線で移動が可能になっています。特に東京ー大阪間については新幹線と飛行機で移動にかかる時間はあまり変わらないといわれています。そうなると、低廉なチケットの確保がしやすい新幹線の方が利用率が高くなります(飛行機代も安く抑えることも可能だが、先得などで早期からスケジュールが抑えられてしまう)。そのため、航空会社は飛行機の利用率を高めるために(特に東京ー大阪間)サービスを拡充する必要があると考えます。

企業のリモートワーク化により出張減

ネットワーク回線が現在普及している4G回線から5G回線になりさらなる高速化が実現すると企業のリモートワーク化が進むことが考えられます。そのため、出張が完全になくなることは無いと思いますが、確実に減少することになると思われます。この点からしても飛行機の利用客(ビジネスマン)の引き留めのためにサービスは継続すると思われます。

JGC,SFC会員の年会費収入も大きい

会員のための年会費として最低1万円以上の支払が必要になります。この収入も航空会社にとっての貴重なものと考えられるためサービスは継続されると思われます。

海外旅行に行けるころにはJGC,SFC会員になるためのハードルを上げる?

コロナ禍である現在は、航空会社が大変な苦境に立たされ、少しでも多くの人に飛行機を利用してもらいたいという事でステータスを与える機会を緩やかにしています。ただ、コロナ禍がおさまり海外旅行に行くことができるころには逆にステータスを与える基準の引き上げを予想します。例えば、既存のステータスメンバーに対してハードルは設けないとしても、新規でステータスメンバーになる場合の獲得条件のステータスポイントを現在の50,000ポイントから100,000ポイントにするといったようなことです。特に日本は島国であるため海外旅行をする際はほぼ飛行機利用が必須になりますし、ラウンジ使用などのメリットが続く以上、ステータス需要がなくなることは無いので、ステータスを与えるハードルを上げることは容易に想像できます。

ステータス修行ができる状況ならば今のうちに

地域や状況によりステータス修行が難しいところもあると思いますが、様子を見ながら今のうちのステータス修行をするといいかもしれません。

JGC,SFC
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『旅行力』向上委員会

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