サファイア会員になること、JGC(JALグローバルクラブ)会員に加入できることはすごいのか?

JGCタッグデザイン JGC,SFC

自分は飛行機が面白い乗り物と思い、今年JGC修行を2月に達成することができました。今回はサファイア会員になること、JGC会員になることについて経験を通してコメントします。

JGC会員になるためには厳しい条件をクリアしなければならない

サファイア会員になるとJGC会員になる資格を得ることができますが、ここまで到達するための最低条件は以下になります。

50,000FOP(内JALグループ便25,000FOP)を貯める(FOP修行)

JAL便には搭乗した距離、区間(国内線、海外路線)、搭乗クラス(ファーストクラス、クラスJ、普通席)、運賃クラス(普通運賃、先得運賃、特便割引運賃など)に応じてFOP(『FLY ON POINT』の略)が与えられ、これを50,000FOPまで貯める必要があります。例として東京ー那覇間で例えると17往復する必要があります。

50回搭乗(内JALグループ便25回搭乗) かつ15,000FOPを貯める(回数修行)

簡単に言えばJAL便に50回搭乗すればOKです。ただ短距離路線のみを50回搭乗しても15,000FOPに到達しなければならないため、50回搭乗の一部は長距離を含める必要があります。

上記のFOP修行か回数修行のどちらかを1月から12月の1年間で終わらせないといけない

この条件があるため、上記会員になる場合はかなりの回数あるいは距離分の飛行機に乗る必要があります。

JGC会員になる場合は所定のJALカードを所持する必要がある

最長2年間有効のサファイア会員は上記の条件を満たせばいいことに対し、制度変更がない限り半永久的に有効のJGC会員になるためには概ね年会費1万円(税別)以上が必要のJALカードを持つ必要があります。一般のJALカード(アメリカンエクスプレスを除く)は2,160円ですので、比較すると高い年会費が必要になります。

JALカード JALカード

この厳しい条件を乗り越えることができる人はすごいのか?

このように厳しい条件を乗り越える必要があるため修行という言葉で表されるのですが、この厳しい条件を乗り越えることができる人について考えてみました。

出張族の人

飛行機でたくさん飛び回る出張族の人は、全国規模の大企業に勤めていることが容易に想像できます。すなわち、すごい人なのかなあと思ってしまいます。

直前予約で搭乗する人

飛行機はスカイメイトのような特殊な運賃を除くと非常に高い運賃が必要となるため、直前予約で搭乗できる人は金持ちっていう意味ですごい人なのかなあと思ってしまいます。

先得運賃をフル活用する人

このパターンが修行タイプで多いと思いますがJAL,ANAともに75日以上前の予約が基本的に安い運賃なりますが、75日というと最低でも2か月半は待たないといけない…それだけスケジューリングができないといけないわけです。

社会人の生活については様々あると思いますが、最低条件を満たすような乗り方をするためのスケジューリングってそう簡単じゃないと思うんですね。例えば会社勤めだと急にトラブルも起こるだろうし、家庭を持っている人は家庭の理解を得なければ難しいと思いますし、この修行をやることは割と高いハードルがあるのかなあと思いました。

結論…JGC会員はそれなりにすごい人たちの集まり

これだけの厳しい条件をこなすことができる人というのは以上のような理由からすごい人たちなのかなあとも思っています。JGC会員の到達条件は厳しいながらも回数修行を認めているため費用面を抑えやすくまだ取り組みやすいと言われています。(ちなみに、ANAのSFC(スーパーフライヤーズカード会員)の到達条件に回数条件を認めていないためよりハードになります。)もし身近の方にJGC(SFC会員)の方がいましたらこの記事を参考にしていただけると幸いです。ちなみに私自身については除外して考えてほしいのですがJGC会員には先得運賃フル活用組です。個人的には出張族みたいな飛行機の乗り方ができるといいなあと思っていますが…

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